海と遊び、歴史に触れる!"日本一低い山"で一日中楽しめる観光ガイド
天保山とは?
天保山は、大阪市港区に位置する、海遊館や天保山マーケットプレースなどの人気スポットが集まるエリアです。かつては日本一低い山として知られていましたが、現在は周辺施設を含めた一大レジャースポットとして、多くの観光客で賑わっています。

天保山の歴史
天保山は、1831年(天保2年)に安治川の浚渫工事で出た土砂を積み上げて築かれました。当初は標高約20mの山でしたが、その後、浸食や削平により標高が低下し、1996年(平成8年)の国土地理院による再計測で標高4.53mであることが確定しました。2014年(平成26年)には、二等三角点が設置され、再び「日本一低い山」として話題になりました。

天保山のシンボル「海遊館」
天保山のシンボルといえば、世界最大級の水族館「海遊館」です。「リング・オブ・ファイア(環太平洋火山帯)」と「リング・オブ・ライフ(環太平洋生命帯)」をコンセプトに、太平洋を取り巻く自然環境を再現しています。ジンベエザメが悠々と泳ぐ巨大な水槽は圧巻で、まるで海の中にいるかのような錯覚を覚えます。

海遊館の見どころ
ジンベエザメ:海遊館の主役ともいえるジンベエザメは、その大きさと優雅な泳ぎで来場者を魅了します。太平洋水槽:深さ9m、最大長34mの巨大な水槽には、ジンベエザメをはじめ、多種多様な魚たちが暮らしています。クラゲワンダー:神秘的なクラゲの世界を体験できるエリアです。多種多様なクラゲが展示されており、その美しさに魅了されます。企画展:季節ごとに様々な企画展が開催されており、いつ訪れても新しい発見があります。
グルメ&ショッピング「天保山マーケットプレース」
海遊館に隣接する「天保山マーケットプレース」は、グルメ、ショッピング、アミューズメントが楽しめる複合施設です。なにわ食いしんぼ横丁では、大阪名物のたこ焼きやお好み焼きなどを味わうことができます。また、ショッピングゾーンには、お土産店やキャラクターグッズ店などが並び、お買い物を楽しめます。
天保山マーケットプレースの主な施設
なにわ食いしんぼ横丁:昭和レトロな雰囲気の横丁で、大阪名物を食べ歩きできます。レゴランド・ディスカバリー・センター大阪:レゴブロックの世界を体験できる屋内型アトラクション施設です。天保山アニパ:様々な動物たちと触れ合える動物園です。
天保山大観覧車
天保山マーケットプレースの隣には、高さ112.5mの大観覧車があります。ゴンドラからは、大阪湾や市街地の景色を一望でき、特に夕暮れ時や夜景はロマンチックです。

天保山公園
天保山マーケットプレースの周辺には、天保山公園が広がっています。公園内には、天保山の山頂や広場、遊歩道などがあり、散策やピクニックを楽しめます。
天保山へのアクセス
電車:大阪メトロ中央線「大阪港駅」下車、徒歩約5分
バス:大阪シティバス「天保山ハーバービレッジ」下車すぐ
船:ユニバーサル・スタジオ・ジャパンからキャプテンラインで約10分