法善寺横丁は、大阪・ミナミの繁華街にある、長さ80m、幅3mの2本の路地が東西に伸びる小さな横丁です。風情ある石畳が敷き詰められ、昼と夜ではまた違った雰囲気を感じられることでしょう。水掛不動さんで有名な「法善寺」があるのがこの法善寺横丁で、横丁内には老舗の割烹やバー、お好み焼き、串カツ店など様々なお店が並んでいます。

法善寺横丁の歴史

法善寺横丁の歴史は、江戸時代まで遡ることができます。この時代、法善寺の境内には寄席が2軒しかなかったと言われています。法善寺の境内が栄えてきたのは、明治の終わりから大正・昭和にかけてで、当時のなんば・道頓堀は、歌舞伎や人形劇などの文楽が盛んで、船場の旦那衆の娯楽の場所、商談や社交の場所として栄えていました。

元々この辺りは法善寺の境内でしたが、いつしか参拝客相手に露天が横丁に発展していきました。太平洋戦争のときの空襲によって横丁も焼失しましたが、戦後に盛り場として復活しています。小説の「夫婦善哉」の舞台としても有名な場所です。戦火と旧中座の2回にわたる火災を乗り越え復活を遂げた法善寺横丁は、かつての風情を残しながら現在も活気がある街です。

法善寺横丁のグルメ

法善寺横丁には、串カツや老舗の割烹料理、お好み焼きなどがあり、どのお店も名店ばかり。グルメのジャンルが幅広いので、どれを食べようか悩んでしまうと思います。地元大阪民の舌を満足させるくらいのお店ばかりです。

法善寺横丁へのアクセス

法善寺横丁は、大阪を代表する観光スポットの難波にあります。そのため、法善寺横丁へ行きたい人は難波を目指しましょう。最寄り駅は、地下鉄御堂筋線・千日前線、近鉄、南海「なんば駅」。大阪（梅田）から難波まで向かう場合は、大阪メトロ御堂筋線梅田駅からなんば駅まで向かいます。所要時間は約14分、なんば駅15番A出口から徒歩約5分ほどで、合わせて約20分ほどで行けます。

住所 ： 大阪市中央区難波1丁目付近
アクセス ：Osaka Metro御堂筋線・千日前線、近鉄、南海「なんば駅」より徒歩5分