難波八阪神社は、大阪市中央区に位置する歴史的な神社で、その起源は古く、反正天皇の時代にまで遡ると伝えられています。主祭神は仁徳天皇で、素盞嗚尊も配祀されています。
反正天皇が大阪府松原市に柴籬宮を開いたとき、父帝の仁徳天皇をご祭神として創建されたと伝えられています。
その後、天王寺区上本町に遷り、豊臣秀吉が大阪城を築城したのち天正年間（1583年）現在地に遷座しました。
しかし、慶長20年（1615年）の大坂夏の陣後には江戸幕府によって境内地の9割を没収され、1945年（昭和20年）3月13日・14日の第1回大阪大空襲で焼失。1974年（昭和49年）7月に再建されました。



一年を通じて様々な祭りや行事が行われ特に注目すべきは、6月に行われるあやめ祭（菖蒲神事）です。
この祭りでは、境内で育った花菖蒲を御神前に奉納する神事が行われ、巫女による神楽「菖蒲刈り」が舞われます。
また、2月の節分では節分祭・玉の緒祭が行われ、10月20日には例祭・秋祭が開催されます。
大阪の歴史と文化を体験できる場所として、観光客にとって見逃せないスポットです。
その歴史的な背景と、一年を通じて行われる祭りや行事は、訪れる人々に深い印象を与えます。大阪を訪れた際には、ぜひ難波神社を訪れてみてください。



【所在地】〒541-0059 大阪府大阪市中央区博労町４丁目１−３
【TEL】 06-6251-8000
【アクセス】大阪メトロ　心斎橋駅３番出口　徒歩5分、大阪メトロ　本町駅１３番出口　徒歩５分。
【駐車場】１０台程度（但し、18：00まで）