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阪急電鉄創業者 小林一三の旧邸で、美術品に酔う ~逸翁美術館~

逸翁美術館旧本館はもと「雅俗山荘」といい、阪急電鉄の創業者である小林一三の旧邸です。屋根は銀灰色のスペイン瓦葺で、玄関の外壁は黄色の竜山石を張り、2階は柱、梁、斜材を現すハーフテンバー風、妻面に四葉形飾り。内部は吹抜のあるホール、食堂、座敷など豪奢なたたずまいです。

阪急電鉄創業者 小林一三の旧邸で、美術品に酔う ~逸翁美術館~

山荘風の落ち着いた建物には、小林一三氏の5000点に及ぶ個人コレクションを中心に、展示を行ってきました。開館50周年を機に現在の地に移動し、逸翁の遺志を受け継ぎ、年4回の企画展に沿った作品を展示。コレクションには重要文化財15件、重要美術品認定物件19件も含まれており、とくに与謝蕪村・呉春・円山四条派のコレクションは有名で、呉春が描いた白梅図屏風や蕪村の「奥の細道画巻」を所蔵しています。小林一三氏は茶道にも精通しており、そちらのコレクションも1000点を越えるものとなっています。なお旧・逸翁美術館は、小林一三記念館として2010年4月オープンしました。


逸翁美術館


住所:大阪府池田市栄本町12-27
電話番号:072-751-3865
休日:展示期間中は毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、展示替期間
営業時間:10:00~17:00(入館は16:30まで)
料金:企画展一般700円、大・高生500円、中・小生以下無料
アクセス:阪急宝塚本線「池田駅」から徒歩10分
URL:http://www.hankyu-bunka.or.jp/itsuo-museum/



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